![]() 社会人基礎力研究会の発足にあたって皆様の会社では、社員教育はどのようにされていますか? 社員教育は、どの会社でも重要な取り組み事項であると思いますが、定期的に行っているところは、少ないようです。座学での研修は、理論ばかりでおもしろくないし、そんな時間も取れないと、OJTつまり仕事を通じて研修させる会社が多いのですが、OJT研修は、必ずしもうまくいっていないようです。 当社では、2年前から、社会人基礎力の活用に取り組んでいます。 社会人基礎力に取り組み始めたのは、スキルチェックツールの販売がきっかけでした。 社員の能力を具体的に評価し、1年後、2年後の育成目標を明確にして、そこに向かって教育していくために必要な指標がなく、育っているのか育っていないのか判断することが難しいと言われていました。 しかし、社会人基礎力の研究を始め、実際に当社の社員を使って測定してみると、とてもよく現状を表しているのです。毎日いっしょに仕事をしている社員ですから、よりよくわかります。 たぶん、この能力は高いだろうなと思われるところは、評価が高く、弱い分野は、弱いときちんとでてくるのです。それもどのくらい強く、どのくらい弱いかが把握できるのです。このことから、社員それぞれの強みを改めて把握することができました。 現在、教育目標を明確にして、それぞれの社員ごとに教育プログラムを作成して、育成していますが、早くも成果が出ているようです。 そこで、社会人基礎力研究会を発足させ、当社の事例をご紹介すると同時に、会員企業の皆様と情報の共有を図り、社会人基礎力の効果的な活用の確立をはかろうと考えています。 この機会に、皆さんの社会人基礎力研究会のご入会をお待ちしております。 2010 年 5月 吉日
社会人基礎力を構成する「3つの力」と「12の要素」< 社会人基礎力 3つの力 > ![]() < 社会人基礎力 12の能力 > ![]() 当社が行っている社員教育の一部をご紹介します。当社、ビジネスパートナーでは、社会人基礎力を測定し現状の強みと弱みを把握します。その上で、教育目標を明確にし、具体的な教育スケジュールを示します。それに基づき教育していくのですが、途中半年に一度、自己分析・他者分析・社長との面談を行い、目標どおり進んでいるかを確認していきます。更に、各自の社会人基礎力の向上が仕事に与える影響を発表して、お互いの能力を高める環境の構築も目指しています。 それに加えて、人間力形成のため「今日の一言」と題して、いろいろな先人の言葉を紹介しています。毎回テーマがあり、そのテーマに沿って、今日の一言とそれに関連する話題を話していくのです。話す過程では、質問したり、課題を与えて考えさせたりしています。 ある日のテーマは、「自己を成長させるには」という内容でした。 「今日の一言」は、論語から「吾未だ能く其の過ちを見て内に自ら訟むる者を見ざるなり」という言葉を紹介しました。内容は、「自分の誤りに気づいても、自らをとがめ、責めようとする人を、私は見たことがない」というものです。多くの人は、自分は自分のままでよいという思いが強く、なかなか過ちに気づかず、それが自分の個性であるからという思いから、真剣に改めようとすることは稀のようです。 このような教育を行うには理由があります。 社会人基礎力だけでは判定できないのが、人間力です。私は、これを人徳と呼んでいます。人徳とは、その人が生まれてから成長する過程の中で身についた基本的な能力のことをいいます。 皆さんは、朝会社にきたら何といいますか?「おはようございます」といいますよね。このことは、誰に教わるまでもなく自然と身についていることです。 しかし、その「おはようございます」も言い方次第では、相手にどう伝わるかが変わってきますよね。元気よく明るい調子で「おはようございます」というのと、小さな声で、ボソボソというのとでは、相手が受ける印象が格段に違うはずです。 これも、特徴のひとつだと考えています。 このように社会人基礎力を伸ばし、人間力を形成する教育を行うことで、社員がお客様から高い評価を受け、他社と差別化を図ることができるのです。 社会人基礎力研究会では、月に1回「社会人基礎力活用セミナー」を開催し、このような事例発表を会員企業間で共有しながら、効果的な活用方法を研究していきます。 当社社員の社会人基礎力の推移![]() 社会人基礎力研究会年会費
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